どのレシピよりも詳しく見やすく丁寧に。
どうも、ヤッスーです。
今回はみんなが大好きでやまないカスタードがぎっしり入ったシュークリームにの作り方を紹介したいと思います。
シュークリームを作ったことのある人はわかると思いますが、シュークリームは作り方が案外難しく、失敗もしやすいです。
例えば、シュー生地が膨らまなかったり、シュー生地が固くなってしまったり、カスタードクリームがなめらかに仕上がらず、ダマになったりと・・・。
今日はそういった失敗をしないように、ヤッスーが写真を多く掲載し、コツとポイントを踏まえながらレシピを紹介していきたいと思います。
この通りに作れば失敗することなく、確実に美味しく作ることができますよ!
クッキーシューの作り方はこちらから↓
- 失敗せずに美味しいシュークリームを作るためのコツ・ポイント(理由)
- 材料(8~10個分)
- 下準備
- 絶対に失敗しないシュー生地の作り方
- 超なめらか濃厚ディプロマットクリームの作り方
- シュークリームの保存方法
- 感想
さて、まずは、シュークリームを失敗せずに美味しく作るためのコツ・ポイントを4つ紹介していきたいと思います。
失敗せずに美味しいシュークリームを作るためのコツ・ポイント(理由)
1.シュー生地で使う材料は全て常温に戻しておくこと
(あらかじめ材料が冷たい状態だと、シュー生地を加熱するときの時間が長くなり水分が飛んでしまうため。)
2.必ず沸騰させた後に薄力粉を一気に加え、手早く混ぜること
(沸騰する前に薄力粉を加えてしまうと焼き上げた時にシュー生地がうまく膨らまなくなるため。)
3.生地に溶き卵を加える時は、生地が滑らかになるまで(木べらを持ち上げた時に、垂れ落ちた生地が三角形になるまで)溶き卵を少しずつ加えること
(ここで溶き卵の量を失敗してしまうと、焼き上げた時にシュー生地が膨らまなくなったり固くなったりするため。)
4.焼成の途中でオーブンを絶対に開けないこと
(焼成によって膨らんだシュー生地が、オーブンを開けることによってしぼんでしまうため。)
コツ・ポイントをしっかり把握しましたか?
それでは早速作っていきましょう!
用意する材料はこちら↓
材料(8~10個分)
シュー生地
- 無塩バター 45g
- 薄力粉(2回振るっておく) 50g
- 塩 ひとつまみ
- グラニュー糖 4g
- 水 50g
- 牛乳 40g
- 卵 2個
ディプロマットクリーム
- 卵黄 4個
- グラニュー糖 75g
- 牛乳 350g
- 薄力粉(2回振るっておく) 30g
- バニラのさや(無ければバニラエッセンス6滴) 1/5本
- 無塩バター 10g
- 生クリーム 150cc
下準備
A.あらかじめ天板にオーブンシートを敷き、オーブンを200℃で余熱しておき、絞り(13mmの丸口金)も準備しておく。
あらかじめ用意をしていないとシュー生地が冷めてうまく膨らまなくなります。
B.各材料を計り、準備しておく。薄力粉は二回以上振るい、水、牛乳、溶き卵を室温に出しておき、無塩バターは適当な大きさに切って室温に戻して柔らかくしておく。(コツ1)
牛乳や無塩バター、卵が冷たい状態のままだと沸騰するまでに時間がかかってしまい水分が飛んでしまうため。
絶対に失敗しないシュー生地の作り方
1.鍋に水、牛乳、無塩バターを入れたら、無塩バターが完全に溶けきるまで中火で温める。
2.無塩バターが溶けきったら強火にして沸騰させ、沸騰したら火を止めて薄力粉を一気に加える。(コツ2)
完全に沸騰する前に薄力粉を入れてしまうとシュー生地を焼き上げた時にうまく膨らまないので注意!
3.薄力粉を一気に加えたら、木べらなどで素早く混ぜてまとめたら、再び中火にかけて1分30秒ほどしっかり練る。(コツ2)
ここで水分をしっかり飛ばすことでシュー生地が膨らみやすくなる。
4.火から下ろしたら溶き卵を5回に分けて加え、その都度かき混ぜ、生地が一番右の写真のように滑らかに(木べらを持ち上げた時に三角形ができるくらい)なったところで溶き卵を入れるのを止める。(コツ3)
卵が余る場合もあれば、足りない場合もあるので各自で調整して下さい。卵が余ったからといって全て入れてしまわないように注意!
5.シュー生地が滑らかになれば、絞りに入れて、温かいうちにシュー生地を5~6cmの大きさに絞り、手に水をつけて表面を撫でて形を整える。
表面に水をつけることで、生地がよく膨らむようになり、出来上がりがパリッと仕上がる。
6. 200℃に余熱しておいたオーブンで20分焼き、その後180℃に下げて10分間焼く。
焼きあがったら、オーブンの中に15分ほどほったらかしておき、乾燥させる。
膨らんだシュー生地がしぼんでしまうため、絶対に途中でオーブンを開けないこと。(コツ4)
超なめらか濃厚ディプロマットクリームの作り方
1.カスタードクリームを作る。
下記の記事で紹介しているようにカスタードクリームを濾し器で濾して、冷蔵庫で冷やすところまで。
失敗せずに滑らかに仕上げるカスタードクリームの作り方を下記の記事にて紹介しているので、参考にして作って下さい。
分量は上記の材料に記してある分量で作って下さい。
2.冷やしておいたカスタードクリームを取り出し、ゴムベラなどでしっかりと練り、滑らかにする。
3.次にハンドミキサーで生クリームを氷水などで冷やしながら角が立つまで泡立てる。
冷やしながらやると泡立ちやすくなる。
4.生クリームのボウルにカスタードクリームを少しずつ入れてその都度泡立て器でしっかりとかき混ぜていく。
5.絞り(8mmほどの丸口金)にディプロマットクリームを入れる。
下記の写真のように絞りをコップに入れるとクリームを入れやすいです。
6.最後に後ろからor半分に切ってディプロマットクリームを詰め込む。
7.完成です。
シュークリームの保存方法
食べきれない分のシュークリームは一つ一つラップできっちりと包み、ジップロックなどにまとめて入れて空気を抜き、冷蔵庫で保存してください。
感想
贅沢に詰め込んだカスタードクリーム。
食べてみると濃厚でなめらかなカスタードクリームが口いっぱいに広がり幸せな気持ちになります!
ケーキ屋さんに売っているシュークリームと変わらないか、またはそれより美味しいシュークリームに仕上げることができました!バニラビーンズを使用するとより本格的な味、風味に仕上げることができると思います。
コツとポイントに注意して作ると誰でも失敗することなく超美味しく作ることができるので時間がある時に一度作ってみてはいかがでしょうか?